令和を書いた書道家「茂住 菁邨(もずみ せいそん)」

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パリ報告2回目 [5-2] その1

2022.04.04

パリのユネスコ大使公邸において、2/22(火)、25(金)の2回、『書の夕べ・揮毫会』を開催いたしました。

 

ユネスコ日本政府代表部特命全権大使の尾池厚之氏は、内閣府書道教室でのご縁から、パリ展の開催に多大なる御助力、御支援を頂きました。

 

4都市4会場で開催する【茂住菁邨書展-言霊の響-】の皮切りとなるパリ展は、海外開催であることを活かし、より有意義な催しとするために、国際的な文化交流、国際貢献となるよう準備をすすめました。

 

パリ日本大使館を通じて、パリ国際大学都市日本館での書道講座、パリ日本人学校での講演・書道授業などを行うことが決まりました。加えて、「日本の書道文化」のユネスコ無形文化遺産登録の推進運動の一端を担うため、ユネスコ大使公邸での書道講座や揮毫会を開催することになりました

 

公邸で開催した『書の夕べ・揮毫会』は、各国のユネスコ大使をお招きして私が書く姿を見て頂き、さらに書を体験して頂くイベントでした。コロナ禍でさまざまなイベントが中止や延期を余儀なくされていた中で、2年振りに開催されたイベントになりました

 

各国大使は、白と黒の世界、そして不自由で不思議な筆の感触に興味津々の様子でした。様々な国の方が驚き、喜び、苦労しながらも真剣な表情で筆を持つ姿に接することができたのは、嬉しい限りでした。

 

大使によれば、今回のような体験型のイベントは開催されることがないようで、確かに、どの大使も書いた半紙をとても嬉しそうにお土産に持ち帰られた姿が印象的でした。

 

その1には、2/22の1回目揮毫会の写真を、その2には2/25の2回目の写真を掲載いたします。